和敬清寂


こんにちは!広報部2年の大道です!
最近になって東寮玄関前の桜の木の蕾がだんだんと開いてきて満開の頃に入塾した約2年前の事を懐かしんでいます。花も時間の経過も儚いですね…落ちた葉は、掃かないわけにはいかないですね…

現在の桜の木の様子


さて、今回のブログは和敬塾内に悠然と佇む和敬塾本館(旧細川侯爵邸)についてです!
みなさん旧細川侯爵邸とはどういったものなのかご存知ですか?
簡単に説明させていただきます!

旧細川侯爵邸は昭和11年(1936年)に肥後熊本藩主を務めた細川家の第16代当主である細川護立によって細川侯爵(侯爵とは栄誉称号のこと)家の本邸として建てられたもので、戦後は連合軍に撤収されました。

その後、前川製作所の創業者である前川喜作が昭和30年(1955年)に旧細川侯爵邸と旧細川侯爵邸を含む敷地を購入し、その敷地内に和敬塾を創設したと言われています。
現在、旧細川侯爵邸は東京都の有形文化財に指定されています。映画やドラマ撮影、結婚式会場としても使われています。

庭から見た本館


旧細川侯爵邸の内部は地下1階地上3階建てとなっており外観内装ともに洋風ではありますが畳の部屋もあり和洋折衷の造りとなっています。


正面玄関


階段


こちらの応接室では行事の際立食パーティーが開かれることも


和室

そして写真撮影のためお邪魔した際、なんと教養活動のひとつである茶道部の活動が行われていました!




抹茶を点てるための入室から退室までの一連の流れを見せていただきました。その後僕にもお菓子と抹茶を出していただきました。その際に先生から点てる、出す、飲むなど工程のひとつひとつの動作の意味を教えていただきました!想像をはるかに超える奥深さがあり、日本の美徳である詫び寂び(わびさび)に触れられて関心を持ちましたし、非常に勉強になりました。


みなさんは、茶道の作法についてどれほど知っていますか?なんか茶碗を何回か回すんだよな…音を立てて飲むことがなんとなく良かったような…
茶碗は180度回します。音を立てて飲むのは最後だけです。何で?と思いますよね!
是非1回、抹茶を飲むだけでいいと部員も言っていたので茶道部の活動に足を運んでみてはどうでしょうか!疑問解決しますよ!茶道の作法を知れるとなんか大人になれた気がしますよ!


今回のブログはここまでです!
次回更新日は24日です!お楽しみに!
文責 大道元貴



人気の投稿